気密性を表すC値とは
気密性を表すC値とは
性能が高い住宅の条件は、断熱性、気密性、換気に優れているということのようです。
建設施工時に生まれる隙間が断熱性を損なうだけに、隙間をできるだけ減らすことが家づくりでは重要といわれています。
その目安となるのが気密性です。気密性が低いと、高断熱にしても、エネルギーロスが大きくなります。完全に密閉された家はないようで、どうしても、建設時に隙間ができます。
どのくらいの隙間なら断熱性が損なわれずに済むのか、その基準となるのがC値(隙間相当面積)です。
C値は気密性を表す数値です。
C値(床1㎡あたりの隙間面積)=家全体の隙間の合計(㎠)/建物の延べ床面積(㎡)
と計算できます。
当然値が小さいほど、隙間が少ない=気密性が高いといえます。
C値は1.0以下が理想と考えられているようです。
例えば、100㎡の延べ床面積の場合、100㎠ぐらいの隙間ということになります。はがき1枚は、148㎠ですので、そのぐらいということです。 また、隙間相当面積(C値)で住宅の気密性能を表すのは日本だけのようです。