フラット35(保証型)
フラット35(保証型)
フラット35(保証型)は、融資金利を買取型よりも低く設定しているため、利用できる場合は非常に魅力的です。
フラット35(買取型)では、住宅金融支援機構が銀行などの取扱機関から住宅ローン債権を買取って証券化します。
一方、フラット35(保証型)は取扱機関自身が証券化を行います。機構は住宅融資保険(保証型用)を引き受けて、証券化されたローン担保証券にかかる債務の支払いを保証します。この仕組みの違いにより、保証型の方は、買取型に比べて融資金利を低くすることも可能となります。2つのローンの商品自体はほぼ同じですが、以下の違いがあります。
- 保証型は機構団信に加入できず、取扱機関の団信を利用する。
- 返済期間(20年以上か20年未満か)による、融資金利の違いはない。
2020年5月1日時点で、取扱機関は、アルヒ株式会社、日本住宅ローン株式会社、広島銀行、愛媛銀行、クレディセゾンンなどです。
いずれも、融資率が低いことを条件に、融資金利を低く設定しているのが最大の魅力です。
融資の対象者や地域などを限定している取扱機関もあるので、まずは利用資格を確認しましょう。