高齢者が、賃貸入居しづらいのは本当か

高齢者が、入居しづらいのは本当か。

高齢者が物件を借りづらい理由としては、健康面に関するリスクや定年退職などによって収入が年金以外にない点などが挙げられます。国土交通省が2016年に公表した「家賃債務保証の現状」によれば、大家さんの60%程度が高齢者の入居について否定的という調査もあるのです。

70歳以上の場合は、保証会社の審査も通りづらくなる傾向にもあるようです。

総務省が2018年に公表している「住宅・土地統計調査」によれば、高齢者のいる世帯は2,253万4,000世帯であり全体の40%程度となっています。内訳を見ると、持ち家が1,848万9,000世帯(82.1%)で借家が400万9,000世帯(17.8%)です。また、高齢者がいる世帯のうちで単身世帯は638万世帯となっています。

高齢者の単身世帯では、持ち家が422万5,000世帯(66.2%)で借家が213万7,000世帯(33.5%)です。高齢者・単身世帯で借家の人の割合は、全体の3人に1人となっています。(ホームズサイトより)

ざっくりですが、全体の世帯数が5000万ぐらいで、そのうち、高齢者が単身で借家なのは214万世帯というこです。ざっくり全世帯で比べると25世帯に対して高齢者単身借家世帯は1世帯ということになります。

巷で出会う確率はかなり高いと考えれます。

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