防火地域と準防火地域
防火地域と準防火地域
日本の建築物は木造建築が多く、いったん火事になると大火を引き起こすことがあります。また商店や住宅などが密集している地域では、延焼の恐れがあります。
万一、火災が起こった場合の被害をなるべく小さくするため、防火地域、準防火地域として特別に指定されている地域があります。
この防火地域や準防火地域に建物をたてるときには、耐火建築物など、または準耐火建築物などにする必要があります。
もし、建築物が防火地域や準防火地域に少しでもかかる場合は、それらの規制を受けます。防火地域の方が準防火地域よりも規制が厳しく、防火地域と準防火地域の両方にまたがる土地の場合、防火地域の規制を受けることになります。土地の購入の際には確認しておくことが必要です。