利回り
利回り
広告などで一般的に使われているのが、表面利回りといわれる年間賃料を購入価格で割ったもの。これに対して実質利回りは、年間賃料から所有のための支出を差し引いた額を購入価格で割ったもの。
表面利回り=年間収入/購入価格
実質利回り=年間収支/購入価格
収支のバランスを見る時は、必ず実質利回りの考え方で見ます。維持にかかる出費も含めて賃料と差し引きする考え方です。
具体的には、収入としての年間の予想賃料に対して、支出としての年間ローン返済額や、管理費・修繕積立金、固定資産税・都市計画税、火災保険料、それに家賃の5%程度の手数料を見込んで収入から差し引きましょう。これがマイナスになるようであれば、貸すと赤字になるということです。