担保権の実行とは

担保権の実行とは

担保不動産競売とは、抵当権や質権の実行手続きのことをいいます。抵当権の場合であれば、債権の弁済がなされなければ、換価権を行使することにより目的物を換価し、そこから債権を回収することが担保権の実行ということのようです。

強制競売の場合には、判決書や裁判所での和解書あるいは公正証書といった公的な書類(債務名義)が必要です。担保権の実行の場合債務名義は必要なく、抵当権の登記がされていることだけで十分です。裁判を起こす手間が不要になり、必要が生じたときにはすぐに差押えを行い、債権の回収を速やかにはかることができるのが大きなメリットです。

担保不動産の競売手順は、裁判所に申立てる(担保不動産競売申立書の提出)→開始決定→売却準備→入札・落札→配当の流れで進んで行くようです。

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