特定優良賃貸住宅(家賃の補助が付いた中堅所得者向けの住宅)
特定優良賃貸住宅
家賃の補助が付いた中堅所得者向けの住宅です。
質の高い物件に割安な家賃で住めるというものです。
賃貸住宅の中には、自治体からの家賃補助がある特定優良賃貸住宅があります。中堅所得者、特にファミリー世帯を対象にした住宅で、地域の相場よりも割安な家賃で住むことができます。
特定優良賃貸住宅は、国や自治体の補助を受けて、民間のオーナーや公社などによって建てられています。国の基準に沿って作られているため、質が高いのが特徴です。
●大阪府の家賃減額補助の概要
特定優良賃貸住宅では、契約家賃と入居者負担額(入居者が実際に負担する額)の差額が補助されます。
所得が一定の範囲内(月額所得200,000円から601,000円)で、現に同居し又は同居しようとする親族がある方が入居できます。
※ 月額所得の下限が200,000円から153,000円に緩和されている団地もあります。
※ 月額所得の上限が601,000円から487,000円に引き下げられている団地もあります。
なお、別途、特定優良賃貸住宅に入居を希望する新婚・子育て世帯向けの家賃補助制度があります。詳しくは、大阪府にお問い合わせください。
○所得の算定方法については、各団地の管理法人へお問合せ下さい。
・当初の入居者負担額は、住宅の規模、立地条件、契約家賃などを勘案し大阪府が住戸ごとに定めます。
・入居者負担額は、フラット型家賃減額方式と傾斜型家賃減額方式とがあります。
傾斜型家賃減額方式については、毎年3.5%ずつ引き上げられ、契約家賃にすりつくまで最長20年間補助が受けられます。
また、退去により生じた空家に入居する方の入居者負担額は、管理開始から毎年3.5%ずつ引き上げられた負担額になります。
・入居者の所得、世帯人員の増減により、該当する収入区分が変わり、入居者負担額が変わります。