マンション建物の老朽度の見極め方や修繕計画実施状況などの確認
マンション建物の老朽度の見極め方や修繕計画実施状況などの確認
まず、マンションのまわりをぐるりと一回りして、建物本体と敷地内の施設など全体を注意深く観察する。
建物の状態
1、外壁をみて、ひび割れ(クラック)、タイルの浮き、剥がれはないか、錆びた鉄筋の錆び汁が外壁を汚していないかを確認する。
2、共用廊下を歩いてみて、天井に漏水などの跡が残っていなか、切れた電球や蛍光灯が放置されたままになっていないか、手すり鉄部のペンキの剥がれ、さびはないかを、非常階段も併せて確認する。
3、駐輪場へ行ってみて、自転車などが整然と並べられているか、使用されていない自転車などが放置されたままになっていないかを確認する。
修繕の状況
1、長期修繕計画書の有無を確認する。ない場合は要注意。
2、修繕工事の実施状況を記載した、修繕履歴書の有無を確認して計画通り行われているかを確認する。
3、管理組合の収支決算書をみて、管理費や修繕積立金などに不足はないか、延滞者が多数存在していないかを確認する。
(住まい買うときうるとき より)