敷金と保証金

敷金と保証金

契約の際に借主から支払われる金銭には、敷金や保証金があります。

賃料不払いや部屋の破損の損害賠償などの担保機能を有しているお金です。

敷金は一般的に居住用の賃貸借契約の時に支払われ、それ以外の事務所や店舗の契約では保証金が支払われます。

この敷金や保証金は、契約が終了した時点で借主に返還されるお金です。返還時のトラブルを避けるためにも、契約書には返還方法を記載しておきましょう。

担保として借主が多額の保証金を受け取ると、権利金と同様に不動産を第3者に譲渡できる権利を承認したという意味にとられることもあります。

また、敷金も賃料に比べて金額が多い場合は保証金とみなされます。

（住宅・不動産ハンドブック　より）