サッシの遮音性について

サッシの遮音性について

サッシの遮音等級はT値であらわされていて、T4が最も性能が高くなります。

T値も、界壁の遮音の値と同じく数字が大きい方が遮音性能が高くなります。また、サッシ材質にも種類があり、一般的によく使われるアルミサッシですが、アルミサッシは、等級なしで、１５デシベル程度の遮音効果しかないようです。

最も遮音性能が高いT４は、４０デシベルの遮音性能があります。次にT３が、３５デシベル、T２が、３０デシベル、T１が２５デシベルとなるようです。

最高レベルのT４の性能をクリアするには、サッシを内側と、外側の２か所に設置した二重サッシでないと実現できません。

T３のサッシが理想です。幹線道路や線路が近くを走っていても、夜間でも静かな環境を確保できます。T3の遮音性能を確保する製品としては、召合わせ（戸が重なる部分）やクレセント（戸のカギをかける部分）の隙間を埋めるよう改良したものがあります。

また、Ｔ２でも、ほぼ合格に近いといえます。T２は、一般的な、断熱（防音）サッシが該当します。

参考ですが、普通にテレビを見ている状態で、７０デシベル、静かな読書室で４０デシベルとされているようです。