マンションの隣同士、界壁の遮音性について
マンションの隣同士、界壁の遮音性について
界壁と限るのは、床、サッシなどと、評価の仕方が違い、値が別々のものだからです。
床の遮音性の、L値が物を落とすなどの衝撃により発生した音の指標であるのに対して、隣戸との間にある壁(界壁)の遮音性能の判断基準は、空気が伝達する音の指標を示すD値で判断します。D値は、隣で、ピアノを弾いていてその音が、80デシベルあった場合に、こちら側では、40デシベルで聞こえていたならば、40デシベル音が界壁を通過するときに減ったということですので、D値40となります。床のL値は小さいほど遮音性は優れていたのですが、D値は、数字が大きい方が遮音性に優れているということになります。
Dー50が理想の値のようです。
音の伝わり方は不思議なもので、2重壁より直貼りの方が遮音性に優れているそうです。