マンションの床の遮音性
マンションの床の遮音性
マンションの床と限るには理由があります。界壁やサッシなどの遮音性など、それぞれに値が別々だからです。
そして、住宅性能表示制度では、5,4,3,2,1と、等級があり、数字が多い方が遮音性能が優れている。
そして、遮音性で検索すると多く検索されるのが、日本建築学会の建築物の遮音性基準でして、その等級は、特級、1、2,3と等級があり、特級とあるように、数字が少ない方が、遮音性が優れているというものです。評価数字が逆になりますので注意したいです。
ここでは、日本建築学会の基準を見てみます。
遮音の各等級があり、住戸内で、床に軽いものを落とした時や、椅子が移動したときなどに発生する軽量衝撃音(LL)と、子供が飛び跳ねたり、重いものを落とした時などに伝わる重量衝撃音(LH)の2種類あります。
さらに、この2つを組み合わせて評価した単位にL値があります。いずれの数値も、数字が小さい方が、遮音性能が高くなります。そして、床の遮音性をL値で判断します。
L-45であれば理想的のようです。
また、床の遮音性能だけで考えれば、対策が取りやすいことを考えれば、直床より二重床を採用したいところです。