マンションのリフォームで一番のポイントは階高
マンションのリフォームで一番のポイントは階高
マンションのリフォームで、一番のポイントは階高がどれぐらいあるかということのようです。
階高とは、ある階のコンクリート床上面から、その直上階のコンクリート床上面までの高さのことです。対して天井高とは、ある部分の床から天井までの高さのことです。
建築基準法でも居室の天井高さは、2.1m以上と定められています。(建築基準法施行令第21条)
しかし、同じ天井高さでも、直天井(上階の床コンクリートに直接クロスなどを貼った天井)と二重天井(上階の床コンクリートと天井の間に空間がある天井)とでは、そのマンションがもつ空間の自由度が大きく違ってきます。
同じように床の場合も、直床(床コンクリートに直接フローリングなどを貼って仕上げた床)と二重床(床コンクリートとフローリングなどの仕上げとの間に空間がある床)とでは大きく違ってきます。
リフォーム時に、階高に余裕があれば、天井を上げようと考えても可能です。階高が高ければリフォームも簡単になります。
具体的には、有効階高は、2.8m以上あれば理想的ということのようです。(階高=有効階高+スラブ厚)。