木造軸組工法は耐震等級2以上を狙え

木造軸組工法は耐震等級2以上を狙え

住宅を建築する工法として、広く普及しているのは、木造軸組工法です。

この工法は、近年耐震性能を向上させるために様々な施策が導入され、以前と比較して耐震性能も大幅に向上しています。

木造軸組工法の建物が耐震性能を得るためには、筋交いや構造用合板等を取り付けた耐力壁という壁があるからのようです。

つまり、建物の耐震性を高く設計できるかどうかは建物に配置された壁の量(数)に左右されるということです。

また、2×4工法は、その構造上地震に強く、普通の間取りであれば、耐震性能に気を使う必要はないといわれています。耐震等級3程度の高い耐震性のようです。

プレハブ工法は鋼材の持つ強度と粘り強さから、1か所の耐力壁でも軸組や2×4工法の1.5倍程度の強さをもつといわれています。

住宅性能表示制度では、住宅の耐震性能は3段階に分けられており、百年に1度発生する地震(東京では震度6強から震度7程度)に対して倒壊・崩壊しないレベルが耐震等級1となります。さらに耐震等級2は1.25倍、最高ランクの耐震等級3では、1.5倍の耐震性能が要求される。

耐震等級1でも、倒壊・崩壊しないレベルということですが、損傷はあると考えられるので、耐震等級2以上を狙うのがよりよいと考えられます。

(間取り図でわかる買っていい家悪い家 より)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です