新築建売の図面確認はした方がいい。
新築建売の図面確認はした方がいい。
住宅を建てる時に必要になる設計図は、地盤調査図、建物配置図(敷地の寸法や敷地のどこに建物を建てるのかが明記されている図面。)、平面図、立面図(東西南北の4方向から見た建物外観図。)、矩計図(かなばかりず)(建物を切断して基礎から軒先までの納まりや寸法等を細かく記入した断面図の詳細版)、基礎伏図(きそふせず)(建築物の基礎全体の形状を、上から見下ろして記載された図面のこと。)、床伏図(床組の構造を表示した平面図のこと。)、軸組図(建築の軸組を示す図面。 各壁面ごとに柱・梁・筋交などの位置を示し、建築の構造の根拠となります。)、展開図(住宅の室内の中心から、北、東、南、西の四方を見た投影図です。)、電気配線図、配管図、設備図、仕様図など、いろいろあります。
建売住宅で販売時に用意されるのは、確認申請に使った、建物配置図と平面図と立面図くらいです。この3つがそろっていたら良しとすべきです。
建物配置図、平面図、立面図の3つの図面と確認申請書に添付されている図面が同じであるかをチェックします。ただし工事中に設計ミスが見つかるなど諸般の事情により現場で変更ということもありますので、許容できる範囲の違いは構いません。